近頃よく思うのは
「ボランティア活動してなかったら何してたかな」

子猫を預かり出して早9年
その前は
日がな一日読書ざんまい
猫はとらお
犬はぷりんとうるん
どこに出かけるでもなく
3匹と過ごす休日

ボランティアをしてなければ
ブログもFacebookもしてなかっただろう
でも
ボラをすることになった
に号も一緒に
こんなに忙しく
本を読む時間もなくなるなんて
想像もつかんかったですよ
でも気づいてしまったので
やろうと思ってしまったので
こうなりました

だいぶ前に寿屋であったイベント
いろんな犬猫が来ますよ~ってイベント
ワクワクして行ったら
机にたくさんの段ボールがずらーっと並べてあって
のぞき込むと子犬や子猫が入ってる
上はビニールでフタがしてあって
触ることはできない
マジックで金額が書いてある
たくさんの人が次から次へとのぞき込み
財布と相談してるのか
わたしもそんな気分になってきた
月いくらなら買えるなぁとか
ぐるぐる回ってるうちに
だんだん悲しくなってきた
売れなかったらこの子たちどうなるんだろとか•••
そして逃げるようにエスカレーターに飛び乗った記憶がある

これも箱入り^_^;
フェニックス動物園に
たくさんの犬種が展示されるイベント
小さかった従姉妹をつれて見に行った
箱入りではなかったけど、
丸い広いサークルの中を
縁に沿って歩く下を向いたパグがいた
わたしが手を伸ばすと、かすめて通り過ぎ、一周してまたかすめていった
なんどもなんどもかすめていったその子は一度もわたしを見ることはなく
床を見つめて歩き続けた
子供がきゃあきゃあ楽しそうに笑ってる会場で
このパグは何を思ってるんだろうか
きっと可愛がられてるんだろうけど、
そんな表情には見えなかった
たしか
プレゼントに応募して
好きな犬がもらう事が出来たはず
わたしはあのパグとのご縁を願って応募したが、ご縁はなかったなぁ
あの頃はまだインターネットも普及していなくて
情報もあまりなくて
殺処分される犬猫がたくさんいることもまったく知らなかった

レスキューした日の風太郎
9年前に預かりならできるかなと思って
ミルクをあげておしっこ出して、ウンチを綺麗にして、病院に連れて行って
でも、子猫がお礼を言う訳じゃない
ただ生きようとする姿を見せるだけ

子猫のころの金四郎
身体がきつかったり、
休みもないし、
自分の用事もなかなか済まないけど
不思議と苦にはならない
子猫がいるから長時間留守にできないとか、
夜遅く寝て朝早く起きるのも普通の事になってしまった
淡々と子猫を育てる
淡々とやってるだけで
特別な事じゃないんですよ

分岐点なんて
ほんとに
どっちに行くか
分からないものですね
一度しかない人生
悩んでないで
やったほうがいいと
最近思うようになりました
もうそんなに先も長くないし(笑)
若いうちは、なかなかそうは思えない
かもしれないけど

失敗しても
とりあえず行動すれば
いいかと
はじめの一歩は勇気がいりますけどね
今年も子猫の預かりが始まりました
みんな幸せになってよね