前回に引き続きご紹介します
一生懸命手書きで作ってくれました!
スキャンすると薄くなってしまいましたので、補足しております
是非ご感想をお聞かせ下さい
動物愛護「
調べようと思ったきっかけ」
私の家にはねこがいます。
今、家にはダヤン、リラン、タビ、ゆきえの4ひきいます。
今回は7月に私の家にやってきたゆきえの事と、動物愛護について調べました。

私がゆきえと出会ったのは7月でした。
台風の中、家の前でずっとないていたゆきえを家族がかわいそうだと言い、
家の中へ入れました。
それから病院へつれていったら、お腹に子どもがいる事が分かりました。
私の家にはすでに三匹いて、多くて六匹産まれる子ねことゆきえを入れたら
十匹飼うことになります。
さすがにこれだけの量を飼う事はできないので、かわいそうだけど、
手術することにしました。
ですが、そこの病院では手術できないと言われました。
私はうれしかったです。

でも、ゆきえみたいな野良ねこは、どんどん子ねこを産むので
野良ねこは増えるのです。
そして保健所で殺処分されるそうです。
かわいそうだけど、子ねこが産まれないように手術する事が必要だそうです。
野良ねこは自由で楽しそうですが、車でひかれたり、病気をしたり、あまり
長く生きられないそうです。
家の中で飼われているねこは15年から20年生きられるそうですが、
野良ねこは3年から4年くらいしか生きられないそうです。

「
保健所」
保健所は野良犬や野良ねこを保護する場所です。
中には飼えなくなった動物をつれてくる飼い主もいるそうです。
つれてこられた犬やねこは新しい飼い主が迎えに来れば家に帰れます。
新しい飼い主が来なかった犬やねこは殺処分されます。

「
保護団体」
そんな犬やねこを助けて保護する人たちがいます。
私の家の兄妹のねこのダヤンとリランは宮崎のアニマルボンド
という人たちからゆずってもらいました。
この人たちは、保健所に行って処分されそうな犬やねこを保護しています。
次の飼い主が見つかるまで、募金やボランティアの人たちにお願い
して犬やねこの世話をします。
新しい飼い主を見つけるために、毎週日曜日に譲渡会をします。
でも、お金の問題などで、すべての動物を助ける事はできないそうです。

「
ペットショップ」
犬やねこはペットショップでもう売られています。
ほとんどの人が犬やねこを飼いたいと思った時、ペットショップに行くと思います。
まだ保健所の犬やねこたちの事を知らない人が多いそうです。
ペットショップには、ちゃんと血統書や名前がついたかわいい犬やねこがいます。
私の家にいた犬のアリスもシェットランドシープという犬種で、
ペットショップから買ってきた犬でした。
ほとんどの人が血統書のついた犬やねこをほしがるそうです。
でも私は、アリスもねこたちも同じようにかわいいと思います。

「
動物愛護法」
そんな犬やねこのために、去年動物愛護法という法律が変わったそうです。
今までは生まれて1ヶ月もたたないくらいの子ねこが売られていたりしたそうです。
そういう犬やねこは産まれてすぐに親兄弟から引き離してしまうので、
色んな事を教えてもらえず、吠えたりかんだりするようになります。
すると、飼い主がいう事を聞かないので、捨ててしまったり、保健所へ連れていったりするそうです。
そういう事をへらすためにも、生後56日たたないと販売してはいけなくなったそうです。

「
動物を飼う事について」
動物を飼うということは、可愛いとか楽しいだけではありません。
大変だったりめんどうなこともあります。
生きているので、必ず毎日世話をしないといけません。
しかし、一緒にいて良い事もたくさんあります。
きちんとルールを守って、最後まで大切にすると決めて、飼ってくれたら、動物のうれしいと思います。

「
親より」
私自身、子どもの頃動物を飼ってもらえませんでした。
夕方まで遊んでいた野良の仔犬がドアの外で鳴いていて、母にしがみついて泣きながら
お願いしても飼ってもらえなかったのを今でも覚えています。
父も母もけして動物嫌いではなかったのですが、今思うと「最期まで責任もって飼う」と
いう事を重視した上での事だったのだろうと思います。
近年「動物愛護」という言葉をよく耳にするようになりましたが、正直私にはあまりよく
分かりません。
色んな家庭があるように、その家庭でのペットに対する接し方は違うと思います。
ただ、我が家では子どもたちが「お世話をする」「可愛がる」という事があたり前だと思う
様になってもらえたら良いと思ってます。
言葉を発することが出来ない動物に対して思いやりをもてるようになれば、学校でも控えめな
自分の意見が言えないようなお友達や困っているお友達にも自然と手を差し伸べられるように
なるのではないかと思うのです。
そういった行動はこれから子供たちの糧にもなるでしょうし、人間関係でのトラブルなども
回避出来るようになるのでは・・・と思うのです。
アニマルボンドさんから子猫を譲って頂いてから、色んな事を知り、経験し私自身勉強に
なっています。
これからも我が家の家族みんなで楽しく暮らしていきたいと思います。
葉月さんにはサッカー大好きの弟くんがいます。
彼も動物が大好きで、譲渡会に遊びに来ると「みんな連れて帰る!!」と
いつも言っています。
ダヤンと一番最初に仲良くなったのも弟くんで、愛おしそうに抱きしめる写真を
たくさん送っていただきました。
愛犬のアリスを亡くしたとき、タビを拾ったとき、ゆきえさんの堕胎を説得されたとき、
彼はどんなふうに受け止めたのかなとふと考えるときがあります。
生き物と一緒に生活する事の意味を、重さを理解されたと思います。
ファッションのように生き物を造り、買い変える大人たちを、子どもの目線から見て
どう感じるだろう
値段でしか価値を理解できない大人にはなって欲しくないなと
切実に思います
葉月さん、美羽さん、かんなちゃん
素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございます。
他にもたくさんの素晴らしい作品があります。
アニマルボンドブログでご紹介しますので、是非ご覧下さい。
発表の場を提供してくださった保護家さんに感謝いたします。
ありがとうございました。